スイング時代の象徴的楽器であったクラリネットも「ベニー・グッドマン」から「バディ・デフランコ」へ、そしてこの「トニー・スコット」へと、モダンな楽曲に重要な役割を果たすようになりました。「チャーリー・パーカー」の影響を受けて、ヴァイタルな奏法の新しいスタイルが、これまでの楽器のイメージを大きく変え、バップに新しい風を呼び込んだエキサイティングな作品です。

日本語ライナーノーツ付。