「井上陽水」の1979年発表のフォーライフでの3作目。ジャカジャカしたアコギのカッティングがリズミカルな「スニーカーダンサー」や、陽水独特のニヒリズムが、陽気なレゲエのリズムとの陰陽を映し出す、「小室等」が作曲を手掛けた「事件」等を収録した、「高中正義」のメロディアスなギターと、「星勝」のアレンジした美しいストリングスが上手く絡みあった和製AORの隠れ名盤です。「なぜか上海」をはじめ、ライヴで取りあげられる曲が多いのも特徴です。

帯、歌詞カード付。